HOME > 動物別症例集 > 症例発表 > 爬虫類の卵胞鬱滞におけるリュープリン治療の可能性

動物別症例集

< カメの卵胞うっ滞  |  一覧へ戻る  |  デグーの不整咬合 >

爬虫類の卵胞鬱滞におけるリュープリン治療の可能性

爬虫類における生殖器疾患は比較的多く、中でも卵塞症が問題になりやすい。卵胞鬱滞は発生機序が明確になってはおらず、外科的な卵巣・卵管摘出術が主な治療法であり、内科的な治療法はいまだ確立されていない。
卵胞鬱滞を呈している爬虫類(ミシシッピアカミミガメの一症例およびサバンナモニターの一症例)に対して、酢酸リュープロレリン(商品名:リュープリン)を用いて治療を行う機会を得た。
今後も症例の蓄積を行い、安全域の決定や投与間隔、有効な症例の見極め、使用法の多様化等が課題となる。
この症例は2017年のエキゾチックペット研究会にて症例発表を行った。

ギャラリー


カテゴリ:

< カメの卵胞うっ滞  |  一覧へ戻る  |  デグーの不整咬合 >

このページのトップへ