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ミニチュア・ダックスフンド(ロング)

gf0780023037o.jpg…ミニチュアダックスフンド(ロング)の歴史
ミニチュアダックスフンド(ロング)は古くから狩猟犬として活躍していたダックスを、19世紀に入ってから小型化した犬がミニチュア・ダックスです。


性格
元々、血を見ると見境がなくなるほど強気なダックスは3種の毛質により性格に差があります(交配してきた犬種が違うため)。スムース(短く、真っすぐな被毛)はスタンダードを小型化したものでかなり気が強い性格です。ワイアー(大部分は荒くて短い被毛で、長いまゆ毛・顎ひげを持つ)はピンシャー種を交配して作ったため、あまり友好的とは言えません。1番人気のロング(長く、わずかにウェーブがかった被毛)はスパニエルを交配して作ったために人懐っこく、ユーモラスな一面を持ち合わせています。小さいお子様のいる家庭には友好的なロングがお勧め。甘えっ子で子犬時期に夜鳴きをしつけるのに時間がかかりますが、他は良く覚えます。

魅力
ミニチュアダックスフンド(ロング)は胴長短足のユーモラスな体型、いつも動き回る活発さ、そして甘えん坊なところが魅力。小さいので、キャリーに入れて、どこにでも手軽に連れて行くことが可能です。いつも犬と一緒にいたい人にはミニチュアダックスがピッタリ!

ブリーディングアドバイス
ミニチュアダックスフンド(ロング)は小型犬ですが、元は猟犬だったので十分な運動量が必要です。
胴長短足の体型はユーモラスでかわいいですが、背骨に負担をかけるので階段の上り下りを控え、肥満にならないように注意しましょう。被毛はどのタイプもある程度抜けますが、ワイアーはダブルコート(二重)に なっています。また、耳が垂れているので耳掃除を定期的に行いましょう。ダックスの場合、毛質が違うタイプとの交配は好ましくありませんが、スタンダー ド、ミニチュア、カニンヘンの違う大きさの犬の交配は認められています。
※スタンダード…ミニチュアダックスよりも大型サイズのダックス
※カニンヘン…ミニチュアダックスよりも小型サイズのダックス

こんな病気に気を付けて!
椎間板ヘルニア、てんかん、膝蓋骨脱臼、甲状腺機能低下症、水頭症、白内障

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