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夏に至る。

本日は夏至ですね。ムシムシジメジメ、体感的にも夏の到来をひしひしと感じています。

最近は犬の熱中症も毎年話題に上っており、日中のお散歩を控えたり、熱中症予防グッズもたくさん出ています。留守中の部屋の温度を監視・管理できるようなものもあるようなので、上手く利用してあげて下さいね。

暑さに弱いのはもちろん犬だけではありません。

例えば齧歯類のチンチラ。彼らは南米アンデス山脈の富士山より標高の高い地域に住む生き物なので、寒さに強く、暑さに弱いです。気温が32.2℃を超えると死亡すると言われています。湿度を50%以下にすると、25℃程度までは対応できるとされていますが、理想温度は10~20℃程度です。


例えばウーパールーパー。完全水中生活の彼らはメキシコの限られた地域にのみ生息しています。そこの水温はとても低いので、飼育下での推奨水温は15-18℃程度です。よく水温25℃ぐらいになっている、というお話を聞くのですが、病気の原因にもなりますので気を付けましょう。量販店などに売っていることもあり、あまり飼育に手間がかからないようなイメージもありますが、日本の夏を快適に過ごすには、工夫が必要なのです。


暑い地方の動物だからといって、安心はできません。
フトアゴヒゲトカゲはオーストラリアの乾燥地帯に生息し、30℃前後の環境で暮らしています。しかし、湿度には弱いと言われていますので、日本の夏は要注意です。
よく暑い国の人が、日本は湿度が高いから暑さがつらい、というのを耳にしますよね。

特にエキゾチックアニマルはケージや水槽で飼うことがほとんどのため、飼い主さんがしっかり温度管理をしてあげる必要があります。

動物毎の生態を意識して、快適な環境を作ってあげて下さいね。

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