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ブログ 雑記: 2017年11月

お洋服、着せてますか?

早稲田通りの街路樹の葉もはらはらと落ち始めました。明日から12月、いよいよ冬がやってきますね。

寒くなってくると、洋服を着て来院されるわんちゃんも増えてきます。
「犬に洋服なんて…」という人もまだまだいるとは思いますが、実際着せ始めると楽しいもので、我が家でもシーズンごとに着せ替えて楽しんでいます。

そしてこの洋服、ただのオシャレだけではなく、わんちゃんたちにとっても、きちんとメリットがあるんです。

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1. 皮膚・被毛の保護ができる。
お散歩の際に、毛に泥や汚れがからまってしまったり、草むらでダニなどに刺されることをある程度予防できます。
特に皮膚病を持っている子の場合は、皮膚がダメージを受けやすいので、効果を期待できます。ただし素材によってかえって皮膚を痛めてしまう可能性もありますので、着せた時の皮膚の変化にはくれぐれも注意して下さい。
病院では、怪我や手術後の傷の保護にも洋服をお勧めすることもあります。手術後の専用の服を売っているところもあるようです。

2. 暑さ・寒さの軽減
特に毛が短い子たちにとって、夏場は直射日光や紫外線からの保護、冬場は防寒対策になります。また、高齢だったり病気を抱えている子は体温調節が上手くできないことも多いので、洋服で暑さ寒さを調節してあげましょう。
近年では、夏場に体を冷やすための洋服もありますね。

3. 抜け毛対策
毛代わりの時期など、抜け毛が床に落ちることを防止できます。特にお出掛けの時、ドッグカフェや室内で毛の飛び散りを抑えたい場合などに役に立ちます。

一方デメリットとしては、上記の皮膚病を持っている子の他にも、気を付ける点がいくつかあります。
ボタンやリボンなどがついている洋服の場合、誤飲してしまう危険性があるので、十分気を付けてあげて下さい。また、毛の長い子は服を着せることで毛玉になりやすくなりますので、脱がせた後はブラッシングしてあげましょう。

意外と機能的に作られていることも多いわんちゃんの洋服。見た目以外の部分でも、きちっと選んであげたいですね。

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